画家にとって、「素描」は「作品」ではない。 取材あるいは下書に過ぎない。 公開する作品に至る過程の記録である。 「素描」は、本来は公開すべきものではないと思う。
一方、鑑賞する側の我々にとっては、「素描」は興味深い。 画家が絵の素材に対峙して、そのときの苦悩や感動を正直且つ簡潔に描きとめている。 画家の心の動きを最も純粋に知る手がかりになる。
鈴木草牛の「素描」 120点を、素描1号室〜4号室に、年代順に展示します。 画家がこよなく大切にした故郷(牛久、霞ヶ浦、水郷、筑波山など)を対象にしたものです。 |
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